医療系雑貨生みたて卵屋
Designed by Araki Mizuho
終了しました。ありがとうございました!
本展示に足を運んで下さった方々、気にかけて下さった方々、本当にありがとうございました。
展示は終わりましたが、今後商品の販売やその他ございますのでご案内させていただきます。
2017/12/14 2人展「漂流の記憶」の対談を掲載
制作の裏話を楽しく見ていただけたら嬉しいです。このページに下部に掲載しております。
2017/12 2人展「漂流の記憶」の通販を予定。
近日中です!もう暫くお待ち下さい。
漂流の記憶展 STORY
この展示には舞台設定など細かな物語が詰まっており、その物語の断片が作品として形となっております。

10世紀頃、バルト海沿岸のノルド人はヴァイキングとして南部の地中海 に下り、広く交易が栄えた。
ある時、2隻の船が嵐に合い、航路を逸れ大西洋の無人島に漂着した。島付近の海流は荒れており、船は半壊。 脱出を考えはしたが、実り豊かな島と判明すると定住する事になった。
最初に「始まりの島」に辿り着いた彼らは、数年そこに住むが、その近くにさらに大きな島が有ることに気づき、そこを本島として移り住む。 故郷北欧に息づく神話の乙女「イルマタル」と名付けたこれら群島は、周辺海域こそは荒れていたが、島々の内海は穏やかで住むのに適していた。
こうして彼らは船に積んでいた交易用の種、家畜から、農業、家畜業、漁業を営み、細々と打ち上がる漂着物を楽しみに過ごすようになった。(A)
15世紀頃、欧州は大航海時代を迎え、漂着する物や人が増加する。 当時の人工物とは思えない物が打ち上がったり、別の言語を話す知識人が漂着したことで、静かな島は急激にその体制を変えていく。(B)
18世紀後半のある日、巨大な帆船マーメイド号が近くで沈没。大量の漂着物が流れ着く。その中には欧州の文化や流行を匂わせる、個人所蔵の 珍しい品々が多数あった。(C)
しかしその後の19世紀後半頃、地中海付近で大地震が起こり、その影響か定かではないが、この島でも度重なる地震と津波が発生…自然災害 で島の存在が消えることになった。海流の関係か、それとも侵略を恐れてか、結局この島に行き着いた者が外へ流れることは無かったため、未開の地として島の歴史が閉じる事になった。その後、島が蓄積していた品々が漂流物として欧州各地に流れ着く。
同じ頃、イギリスでは本格的な客船として、あの沈没した帆船と同じ名前のマーメイド号(2番目の船。
蒸気機帆船。)が建設され始めていた…。(D)
上記STORYの各時代で作られたとされる品を制作してみました。
記号(A,B,C,D)はその年代に作られていた事を指します。
※お問い合わせの多い通販ですが、現在は予定しておりません。
コラボ商品
![]() A.伝書鳩の処方便 各1800〜2250円+税 by Araki Mizuho 島に辿り着いた迷い伝書鳩を飼育した。薬などが素早く 運べる様に、各島に鳩舎を作り伝書鳩文化が栄えた。 背負っている処方管の種類は植物や鉱物など6種。 | ![]() |
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